まさかの“アウト取り消し”が物議…指揮官退場、ファンも興奮「とんでもない失態」

猛抗議するナショナルズのデーブ・マルティネス監督【写真:Getty Images】
猛抗議するナショナルズのデーブ・マルティネス監督【写真:Getty Images】

二塁走者が本塁突入…アウトの判定が「妨害」で一転

■フィリーズ8-7 ナショナルズ(日本時間18日・ワシントン)

 本塁突入したランナーに下された「アウト」の判定が取り消され、怒り狂った監督が猛抗議の末に退場となるという“事件”がファンの間で物議を呼んでいる。米国の「ジョムボーイ・メディア」が公式ツイッターに公開した動画には「これは絶対に間違ったコール」「審判のとんでもない失態」「審判は正しい」「どっちのコールがいいのか分からない……」と様々なコメントが集まっている。

 これは17日(日本時間18日)にワシントンで行われたナショナルズとフィリーズのダブルヘッダー第2試合で起こった。6-6の同点で延長に突入、10回1死二、三塁でフィリーズ・リアルミュートの打球は中前へ抜けた。三走のシュワーバーが生還。さらに二走のホスキンスも本塁に突入したものの、中堅からの返球が断然早く、悠々アウトかと思われた。

 一旦、審判は本塁でアウトのコールをしたものの、後に取り消され2者の生還が認められた。ホスキンスが二塁からスタートを切った際、打球を追った遊撃手のガルシアと交錯、これが走塁妨害と判断されたのだ。ナショナルズのマルティネス監督は、審判と鼻がぶつかりそうな距離で顔を突き合わせての抗議の後、退場処分を受けた。

 マルティネス監督はMLB公式サイトの取材に「イライラしている。あれは守備妨害なのに、彼らは、ルイス(ガルシア)が走塁妨害したと判断した。たとえ走塁妨害と判断したとしても、ホプキンスは本塁生還ではなく、三塁からプレー再開となるべき」と憤然とした口調で話している。ファンからも指揮官の振る舞いについて「マルティネスは正しい。少なくとも、走塁妨害と同じぐらい守備妨害されている」「彼がこんなにクレイジーになってしまったことを誰も責められない」と支持する声が集まっていた。

【実際の動画を見る】「審判のとんでもない失態」「審判は正しい」賛否両論が集まった走者と内野手の交錯

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