「悪霊の力」「とにかく打てない」164キロの“反則級変化”に打者もお手上げ

ドジャース戦に登板したガーディアンズのエマヌエル・クラセ【写真:ロイター】
ドジャース戦に登板したガーディアンズのエマヌエル・クラセ【写真:ロイター】

164キロのカット、155キロのスライダーを操る右腕クラセ

■ガーディアンズ 5-3 ドジャース(日本時間20日・ロサンゼルス)

 時速102マイル(約164キロ)の剛球が突然軌道を変えたら……。打者をあざ笑うかのようなボールに、ファンの驚きが集まっている。「別の惑星から来たもの」「悪霊の力を借りてる」「とにかく打てない」とコメントが集まった。

 これはガーディアンズのエマヌエル・クラセ投手が、19日(日本時間20日)のドジャース戦で投げたボール。「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のツイッターで、このボールと96マイル(約155キロ)の大きく落ちるスライダーを投げるクラセの投球動画を公開している。

 フリードマン氏はさらに「この2球とも存在してはならない類。102マイルのカットボールと96マイルのスライダーという概念がどれほどばかげているか。当然と思ってはならない」とコメント。これにはファンから「クリックしてみたら『この球は存在しません』と表示された」「このスライダーは別の惑星から来たもの」とコメントがつき、大きな話題となっている。

【実際の動画を見る】「とにかく打てない」164キロのカット、155キロのスライダーという強烈変化に打者はお手上げだ

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