大谷翔平は「昨年我々が見た姿のようだ」 番記者太鼓判、MVP候補「トップの座に」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

22日に自己最多8打点→翌23日は8回無失点13奪三振の快投

 エンゼルスの大谷翔平投手について、番記者は昨年のMVPイヤーの姿を取り戻し、再びMVP候補となることに太鼓判を押した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」は、「オオタニは歴史に名を刻む方法を見つけ続けている」として、サム・ブラム記者の見解を紹介した。

 大谷は21日(日本時間22日)には野手として2本塁打を放つなど自己最多の8打点。すると翌22日(同23日)には投打同時出場して8回無失点13奪三振の快投を見せた。まさに投打二刀流でフル回転した連日の活躍となり、MLB公式のサラ・ラングス記者によると、打点が公式記録となった1920年以降で8打点以上&10奪三振以上を連続する試合で達成した初めての選手になったとしている。

「今季は苦しんでいる時もあるが、持ちこたえている。そして最近はというと、昨年を通じて我々が見た姿のようだ。火曜日の2本塁打はともに引っ張る打球だった。(引っ張る本塁打は)昨年はたくさん見たが、今年はそこまで見ていない」と“本来の姿”が戻ったことを喜んだ。

 さらに「直近2試合は、MLBの歴史上で最も現実離れした試合かもしれない。1試合で8打点を挙げた後に8回無失点投球。おそらくもう2度と現実に起きないことだろう」と連日の大爆発に驚いた様子。

 続けて「特に興味深いと思う点は、彼が再びMVPを勝ち取るポテンシャルについてだ。しばらくその議論からは姿を消していたが、この2試合の活躍で再び重要な存在になったのは明らか。(MVP論争の)トップの座にのし上がったかもしれない。誰もこんな活躍はしていない」と一気に“本命”に躍り出たとみている。

(Full-Count編集部)

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