鷹・大関が今季2度目の完封勝利 佐々木朗ら抜く、球団では19年の千賀以来

日本ハム戦で完封勝利を挙げたソフトバンクの大関友久【画像:パーソル パ・リーグTV】
日本ハム戦で完封勝利を挙げたソフトバンクの大関友久【画像:パーソル パ・リーグTV】

防御率は1点台に突入し、リーグ6位の1.94に

■ソフトバンク 3ー0 日本ハム(25日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは25日、本拠地PayPayドームで日本ハムと対戦し、2-0で勝利した。先発の大関友久投手が日本ハム打線をわずか4安打に封じて、今季2度目の完封勝利。ソフトバンクのシーズン2完封は2019年の千賀滉大投手以来で、今季は佐々木朗希投手(ロッテ)や山本由伸投手(オリックス)らを抜き、リーグ単独トップとなった。

 育成出身の4年目左腕が日本ハム打線をねじ伏せた。初回1死から谷内に左前安打を許すも、木村、野村を右飛に切り、わずか8球で初回を封じた。2回にヌニエスに三塁打を浴びたが、続く有薗を空振り三振。3回以降もテンポ良く投げ続けた。

 打線は4回、先頭の今宮健太内野手が四球で出塁。続く柳町達外野手が左前安打で続くと、中村晃の犠打で1死二、三塁に。このチャンスで今季初スタメンの海野隆司捕手の食らいついた三ゴロが野選に。今宮が生還して先制点を生むと、続く三森は中犠飛。タイムリーなしで2点を奪った。8回には牧原大が5号ソロを放って貴重な追加点を奪った。

 このリードを大関が最後まで1人で守り抜いて完封し、今季5勝目。5月7日のロッテ戦に続くシーズン2度目の完封となり、防御率は1点台に突入してリーグ6位の1.94となった

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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