156キロが顔付近を襲った“恐怖の瞬間” 崩れ落ちる昨季MVPにファン「つらすぎる」

左手に死球を受け、うずくまるフィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】
左手に死球を受け、うずくまるフィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】

フィリーズのブライス・ハーパーの左手を156キロの剛速球が直撃

■フィリーズ 4ー2 パドレス(日本時間26日・サンディエゴ)

 フィリーズのブライス・ハーパー外野手が味わった“恐怖の瞬間”にファンの注目が集まっている。97マイル(約156.1キロ)の速球が手を直撃し実況は絶句。ハーパーは地面にうずくまり、捕手が心配そうに駆け寄る場面に「残酷だ」「つらすぎる」「早くよくなって。私はとても悲しい」とコメントが集まった。

 25日(日本時間26日)に行われたパドレス戦の4回、1死走者なしの場面でハーパーはブレイク・スネル投手と対した。カウント2-2から内角高めへの直球がハーパーの左手を直撃。サンディエゴの地元紙「ユニオントリビューン」によれば親指を骨折したという。ハーパーは何とか立ち上がると、ベンチへ退いた。その際マウンドへ向け何事かを吐き捨てている。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」はツイッターで「サンディエゴでの恐ろしい光景」としてこの場面を紹介した。ファンからは「粘着物質を復活させろ」「頭の近くに速球を失投しちゃいけない。容認できない」と顔の近くを襲った投球に非難の声が上がっている。さらに「スポーツマンシップが素敵。キャッチャーがすぐに大丈夫か確認しに行っている」と捕手の行動を称えるものもあった。

 一触即発と見られたハーパーとスネルは、実は代理人が同じで交友があるという。地元紙によればスネルは「彼に当ててしまってとても申し訳なく思っている。私はわざと当てたりしないし、彼もそれは分かっている」と直接メッセージをやり取りし、2人の間では解決したと明かしている。

【実際の動画を見る】「残酷だ」「つらすぎる」ハーパーの顔付近を156キロの剛速球が襲う“恐ろしい光景”

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