DeNAが「広島」と「日曜」に勝てない理由 中軸に打たれ…三浦監督「考えている」

DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】
DeNA・三浦大輔監督【写真:荒川祐史】

9回に追いつくも敗戦…日曜1勝10敗、広島戦1勝11敗…

■広島 4ー3 DeNA(26日・横浜)

 DeNAは広島と日曜に弱い。またもや、そのジンクスを払拭できなかった。26日、本拠地・横浜スタジアムで行われた広島戦では、延長12回の激闘の末に3-4で競り負けた。広島にはこれで今季1勝11敗。日曜日は1勝10敗となった。もっとも、これまで今季広島戦12試合は金、土、日曜に限られており、この2つの現象には重なる部分もある。

「今日みたいな感じで食らいついていければ……。もうひと押しです」。三浦大輔監督は試合後、無念の表情を浮かべた。ある意味で理想的な展開と言える試合内容だったが、それでも勝てない。

 1-3と2点リードされた8回、広島2番手の森浦を攻め、1死満塁のチャンスをつかむと、代打・大和はカウント0-2から5球連続ファウルで粘った。こうして迎えた8球目、外角低めのチェンジアップをたたくと、打球は三塁手・曽根のグラブをはじき、左前へ転がった。プロ17年目のベテランの執念の適時打で、1点差に迫った。

 そして9回には、絶対的守護神・栗林に対し、2死から桑原が四球で出塁。続く佐野はカウント1-0から、真ん中やや外寄りに浮いたフォークをとらえ、右中間を深々と破り、一塁から桑原を同点のホームへ迎え入れたのだった。しかし延長戦に突入し、守護神の山崎も使い切った後の12回の守備。7番手の平田が先頭の代打・羽月に右翼線二塁打を浴び、1死後、同じく代打で登場した松山に中犠飛を許し敗れた。

金曜は大瀬良、土曜は森下に“ピシャリ”を繰り返す

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