大乱闘から一夜…エ軍監督代行「昨日の出来事は終わり」 敵将は大谷警戒「一発打てる」

取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】
取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:盆子原浩二】

Wソックスのラルーサ監督は、1980年代からアスレチックス監督を務めた

■エンゼルス ー Wソックス(日本時間28日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地で行われるホワイトソックス戦に「3番・指名打者」で先発出場する。前日26日(同27日)のマリナーズ戦は、両軍8人の退場者が出る大乱闘が起き荒れた試合となったが、フィル・ネビン監督代行は「昨日の勝利はよかった。昨日の出来事についての話はもう終わっている。昨日は勝つことができたので、今日も(その流れを)引き継いでいきたい」と冷静に、連勝に向けて意気込んだ。

 一方、ホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督は、大谷に対して警戒心を強めた。1980年代後半からアスレチックス監督として、メジャー通算462本塁打のカンセコや、同583本塁打、本塁打王4回を誇るマグワイアのプレーを見てきた。「彼ら(大谷、カンセコ、マグワイア)はホームランバッター。一発が打てる。誰の方がパワーがあるとかの比較はできないが」と印象を語った。

 大谷は21日(同22日)のロイヤルズ戦で2発8打点と大爆発。ここまで16本塁打を放っているが、前日は2打数無安打2四球に終わり、連続試合安打は5でストップしていた。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY