三浦監督も感慨深げ「あまりなかった攻撃」 DeNA打線が示した“新たな勝ち方”
横浜FMとのコラボユニ「喜んでいる姿が目に飛び込んできた」
就任1年目に屈辱の最下位の終わり、今季は新たに球団OBで1998年日本一メンバーの石井琢朗野手総合コーチ、鈴木尚典打撃コーチを招いて、長打に頼らない、しぶとくつなぐ野球を追求している。そういう意味で、指揮官にとって最もうれしい勝ち方だったかもしれない。
投手陣も先発の石田が6回途中2失点で降板した後、クリスキー、エスコバー、伊勢、山崎が無失点リレーを展開。三浦監督を「今日は投打ともに、粘り強く食らいつけたと思います」と喜ばせた。
「僕は人生で夏バテというものをしたことがない。もっと暑い奈良で育ったからかもしれないし、両親にも感謝したい」と連日の猛暑もどこ吹く風の三浦監督。気温とともに、チームの順位を上昇させるか。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)