大谷翔平は「真のエース」 通算2856勝の名将が警戒「最高の打席を重ねていかないと」

取材に応じたWソックスのトニー・ラルーサ監督【写真:盆子原浩二】
取材に応じたWソックスのトニー・ラルーサ監督【写真:盆子原浩二】

Wソックスのラルーサ監督は「ボール球に手を出さないことが大切」

■エンゼルス ー Wソックス(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は29日(日本時間30日、試合開始10時38分)、本拠地で行われるホワイトソックス戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場する。通算2856勝を誇るホワイトソックスのトニー・ラルーサ監督は「彼は真のエース」と警戒した。

 前回先発した22日(同23日)のロイヤルズ戦では今季最長の8回を2安打無失点、メジャー自己最多の13奪三振を奪って6勝目を挙げるなど「投手・大谷」も波に乗っている。ラルーサ監督は「我々は最高の打席を重ねていかないといけない。彼の球は非常に読みにくいので、ボール球に手を出さないことが大切。ストライクゾーンの球を狙う」と攻略法を思い描いた。

 前日28日(同29日)は17号ソロを放っているだけに「彼をアウトに取ることも考えなくてはいけない」というものの「今は彼の投球の攻略が最も大切なことだ」と強調した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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