大谷翔平の“二刀流”はどう評価される? 4勝&6本塁打で「月間MVP」なるか

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

トップの部門は少ないが、唯一無二の“ハイレベル投打”

 エンゼルスの大谷翔平投手は、得意の6月を素晴らしい成績で終えた。昨年7月以来となる月間MVPを受賞する可能性も高まっている。ただ今回は昨年6、7月の受賞時のように、打者としてリーグトップの数字を残しているわけではない。“投打二刀流”での総合的な活躍がどこまで認められるのか、注目を集めそうだ。(数字は29日=日本時間30日現在)

 大谷は29日(日本時間30日)に行われたホワイトソックス戦で6回途中まで無失点、11奪三振という圧倒的な投球を披露した。これで投手としては6月、5先発で4勝1敗、防御率1.52。29回2/3を投げて38個の三振を奪っている。さらに打者としては打率.298、6本塁打、17打点。OPSは.972に達する。それぞれ素晴らしい数字で、月間MVPは当確の働きに見える。

 ただ、見逃せないのがライバルの存在だ。昨年6月の受賞時は、13本塁打、OPS1.312がリーグトップ。7月も9本塁打、OPS1.067はトップで、リーグ最強打者として文句なしの受賞だった。今回はアストロズのアルバレスが打率.418、28打点、OPS1.345の各部門でトップを走る。本塁打部門の1位は11本を放っているジャッジ(ヤンキース)だ。

 大谷の場合、選手としての価値は打撃だけにとどまらない。6月の成績は投手としても出色だ。4勝はリーグトップタイ。38奪三振は6位。1イニングあたりの出した走者数を示す「WHIP」は1を切る0.98だ。投手部門のMVPにあたる「月間最優秀投手」としては、レイズのマクラナハンが5先発で3勝1敗、防御率1.36。アストロズのバーランダーが4勝1敗、防御率2.04で有力候補とみられる。

 投打それぞれの部門に分かれた現在の表彰スタイルでは、両方にまたがった大谷の働きを評価するには限界がある。それでも月間MVP受賞があるのか。それはすなわち、投打二刀流への評価でもある。

(Full-Count編集部)

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