大谷翔平、6月の月間オールスター選出漏れ…DHはアルバレス、4勝&6発の評価は?

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

先発投手部門もリーグ最多奪三振のシーズを選出

 MLB公式サイトは6月30日(日本時間7月1日)に6月の月間オールスター・チームを発表し、エンゼルスの大谷翔平投手は選考から漏れた。ア・リーグの指名打者部門で選出されたのは、アストロズのヨルダン・アルバレス。月間MVPレースでも最大のライバルとなる選手がまず先んじた格好だ。

 アルバレスは6月、打率.418、出塁率.510、長打率.835がいずれもメジャー全体でトップ。MLB公式サイトは「アルバレスは正真正銘、すごい1か月を作り上げた」と賛辞を贈っている。「既に素晴らしい彼のキャリアの中でも、今のところベストなものだ」とする一方、29日(同30日)のメッツ戦で負った負傷を心配している。

 先発投手部門ではホワイトソックスのディラン・シーズが選出された。6月は5試合に先発し2勝1敗。勝ち星は伸びなかったものの防御率0.33、リーグトップの45奪三振を記録している。

 大谷は6月、投打ともに素晴らしい数字を残した。投手としては5試合に先発し4勝1敗、防御率1.52。29回2/3を投げて38個の三振を奪っている。さらに打者としては打率.298、6本塁打、17打点。OPSは.973に及ぶ。

 大谷はリーグトップに立つ数字こそ勝ち星だけだが、他の数字はいずれもリーグ上位と優秀だ。投打二刀流としては前例のない優秀な数字を残している。今回は球宴のファン投票に続きアルバレスが壁となったが、月間MVPはどうなるだろうか。

(Full-Count編集部)

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