新庄ビッグボス、連敗2でストップ わずか4安打で勝った「面白いですね、野球って」

日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】
日本ハム・新庄剛志監督【写真:町田利衣】

先発上沢は7回途中8安打6四死球も1失点と踏ん張り5勝目

■日本ハム 2ー1 オリックス(1日・札幌ドーム)

 日本ハムは1日、札幌ドームで行われたオリックス戦に2-1で勝利し、連敗を2で止めた。オリックス先発・山岡の前に散発4安打ながら接戦を制し、新庄剛志監督は「面白いですね、野球って」と、目指してきた勝ち方に会心のコメントを残した。

 打線が少ないチャンスをものにした。2回1死から近藤が敵失で出塁し、2死から石井の左中間を破る適時三塁打で先制。4回には先頭の野村が左中間二塁打で、4番松本の犠打で三塁へ進むと、清宮の二ゴロを宜保が一塁へ悪送球する間に2点目をもぎ取った。山岡からわずか4安打しか放てず、8回まで95球で投げ切られたが、黒星を付けた。

 試合後の新庄監督は「面白いですね、野球って。向こうは9本打っている。どこのチームも少ないヒットで勝つときもあるし、めちゃくちゃ打っても勝てないときもある。毎日が勉強なので。毎日同じ試合はないから、その中で少しでもプラスになるゲームができたらいいなと思います」と話した。

 先発の上沢直之投手は6回2/3で119球を要し、8安打6四死球と安定しなかったが、1失点で踏みとどまった。投手力を始めとした守りを前面に押し出し、接戦を拾っていくのは新庄監督の目指すところ。それだけに「こういうホームでのゲームはなかなかいい勝ち方するのに、なんでビジター行くと変わるのかなって。その辺はこれから僕が勉強していきたいと思います」と、敵地での“変化”が納得できない様子だった。

(Full-Count編集部)

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