大谷に先制ソロ被弾も「前を向くだけ」 首位独走の余裕…敵軍右腕は7回14Kで6勝目

7回14奪三振で6勝目を挙げたアストロズのクリスチャン・ハビアー【写真:ロイター】
7回14奪三振で6勝目を挙げたアストロズのクリスチャン・ハビアー【写真:ロイター】

ハビアーは自己最多14奪三振で6勝目をマーク

■アストロズ 8ー1 エンゼルス(日本時間2日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地・アストロズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、初回に2試合ぶりとなる先制18号ソロを放った。しかし、その後は打線が沈黙。アストロズ先発のクリスチャン・ハビアーは7回1安打1失点で6勝目を挙げた。

 豪快弾にも屈しなかった。ハビアーは初回2死、大谷に豪快な先制ソロを被弾したが、毎回14奪三振の力投を見せた。「ただただ前を向こうとしただけ。チームが追い付くためのチャンスを生み出すために、粘らないといけないと自分に言い聞かせたよ」。チームは4連勝で地区首位を独走中。気持ちの余裕が自身3連勝につながった。

 ハビアーは前回6月25日(同26日)の敵地・ヤンキース戦で7回13奪三振、無安打無失点と好投。ジャッジ、スタントンらが並ぶ強力打線を封じ、3投手の継投によるノーヒットノーランを達成した。この日はトラウトから3三振。トラウト、大谷とリーグ屈指の強打者コンビも封じ、「とにかく集中力を切らさないようにした」とクールに振り返った。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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