大谷翔平、月間MVPならず 投打ともに候補入りも…日本人最多3度目の受賞はお預け

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

月間4勝&6発と二刀流で結果を出したが…

 メジャーリーグ機構(MLB)は2日(日本時間3日)、6月の月間最優秀選手(MVP)を発表し、ア・リーグはアストロズのヨルダン・アルバレス外野手、投手部門はホワイトソックスのディラン・シーズ投手が受賞した。エンゼルス・大谷翔平投手は投打ともに候補入りしたものの、自身3度目の受賞はならなかった。

 6月は投打でフル回転した。投手では5試合登板して自己最多の月間4勝(1敗)、防御率1.52。29回2/3で38三振を奪い、連続無失点イニングをキャリアハイの21回2/3まで伸ばした。打者としてはメジャー自己最長タイの11試合連続安打をマーク。26試合出場、打率.298(94打数28安打)、6本塁打、17打点、OPS.972をマークした。

 大谷は昨年6月に13本塁打を放って初の月間MVPを獲得。7月もリーグトップタイの9本塁打を放って2か月連続で受賞した。仮に投手部門で選出されれば史上初の“投打月間MVP”だった。日本選手では野茂英雄、伊良部秀輝の両投手がともに2度受賞しており、選出されれば日本人最多3度目だったが、この快挙もお預けとなった。

(Full-Count編集部)

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