年俸58億円右腕は“超太っ腹”　同僚に90万円の夕食「期待をはるかに超える行為」

メッツのシャーザー、ロッカールームでAirPodsのプレゼントも

　サイ・ヤング賞3度を誇るメッツのエース、マックス・シャーザー投手の“大盤振る舞い”が話題となっている。左わき腹を痛めて負傷者リスト（IL）入りしている中、傘下2Aのチームメートに総額約94万円にものぼる豪華な夕食をご馳走。さらにロッカーでもサプライズで贈り物をし、ナイスガイぶりを見せた。

　米メディア「FOXスポーツ」によると、シャーザーは6月29日（日本時間30日）に2Aビンガムトン・ランブルポニーズで2度目のリハビリ登板。メジャーリーガーがマイナーで調整登板した際には、試合前と試合後のチームの軽食を自腹で用意することが慣例。シャーザーもご多分に漏れず用意したが、「期待をはるかに超える行為をした」という。

　テーブルに並んだのは、高価なフィレ肉やロブスターなど。総額にして7000ドル（約94万5000円）を超えるメニューだったとか。シャーザーは「彼らは、今夜ちゃんとたくさん食べてるよ」と満足げ。同メディアは「マウンドでは厳しく情け容赦のない態度のシャーザーだが、球界では素晴らしいチームメートとして有名だ」と綴った。

　しかも“太っ腹”はこれだけではなかった。1度目のリハビリ登板の2日後には、ロッカールームでチームメートたちにAirPodsをプレゼント。シーズン前に3年総額1億3000万ドル（約175億円）の契約を結び、単年換算の年俸4333万ドル（約58億5000万円）はメジャー史上最高額を誇る右腕は伊達じゃなかった。

　同メディアは「ランブルポニーズの人々にとって永遠に忘れることができない思い出となるだろう」と強調。エースは傘下でのアイドリングを終え、メジャーの舞台へ。MLB公式サイトによると、5日（同6日）のレッズ戦で復帰する。

（Full-Count編集部）