一塁走者に何が起きた？　新庄監督会心の“転んだふり”大成功が「鮮やかすぎる」

2死一、三塁でけん制誘った衝撃の作戦とは…

■オリックス 7ー3 日本ハム（3日・札幌ドーム）

　新庄剛志監督率いる日本ハムが見せたまさかの“転んだふり作戦”に、ファンの驚きが集まっている。「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeチャンネルに公開した動画に「鮮やかすぎる」「こういう演技系のプレー好き」「気持ちいいプレー」「こけ方うますぎるて」「3人とも名演技よ」とコメントが集まった。

　3日に札幌ドームで行われたオリックス戦の3回2死一、三塁。マウンドにいた山崎福也投手が一塁走者をけん制すると同時に三塁から松本剛外野手がスタート。悠々ホームを陥れた。山崎福がなぜけん制したかといえば、一走の石井一成内野手の“演技”に引っかかったからだ。石井は一塁からリードを取っている時に、巧妙に転ぶ“ふり”をして投手をダマしてみせた。

「【助演男優賞】石井一成『“コケる演技”に全員ダマされた!?』」と絶妙なタイトルがついた動画には、「トリックプレーがうますぎる」「3塁ランナーのスタートも素晴らしかった」「やっぱり投手からしたら投げたくなるんだろうね」「いい意味で少年野球みたいで見てて面白い」と賛辞が殺到。さらに「杉谷の本当にパプニングて感じの演技もうまい」と真顔でプレーを見つめた打者を称える声もあった。