デビュー準備万全のドラ1、ロッテ19歳はサヨナラ弾…1軍が待ち遠しい注目株たち

ロッテ・山本大斗【写真:福谷佑介】
ロッテ・山本大斗【写真:福谷佑介】

西武の育成・中熊大智は直近5試合で打率.364

 6月28日から7月3日の間、「パーソル パ・リーグTV」ではイースタン・リーグ6試合、ウエスタン・リーグ6試合、ファーム交流戦2試合を配信した。「ウィークリーファーム」では、この1週間の試合から、注目シーンをピックアップする。

 6月28日のロッテ戦で先発した日本ハム・根本悠楓投手。5回に2四球と安打で無死満塁のピンチを背負ったが、平沢大河内野手を遊飛、和田康士朗外野手を右飛、小川龍成内野手からは見逃し三振を奪い、5回3安打3四球3奪三振無失点と好投した。再び1軍のマウンドに上がるべく、アピールを続ける。

 西武では中熊大智捕手が好調。7月2日の巨人戦、4回無死満塁で右翼前へ運ぶ勝ち越し打を放った。今季は123打数37安打、打率.301、直近5試合でも打率.364と結果を残している。念願の2桁の背番号を勝ち取るため、打撃にさらなる磨きをかけたい。

 30日、ロッテ・山本大斗外野手が一振りで試合を決めた。2-2で迎えた9回2死、望月大希投手の8球目を捉えた打球は、放物線を描きサヨナラ弾に。7月23日に開催される「プロ野球フレッシュオールスターゲーム2022」への出場も決定しており、躍進に期待だ。

 6月29日の中日戦で、オリックスの椋木蓮投手が先発。初回2死2塁と先制のピンチを招いたが、ブライト健太外野手を見逃し三振に抑えるなど要所を締め、6回5安打1四球6奪三振無失点でウエスタン4勝目をマーク。5日からの西武3連戦でプロ初登板予定のドラフト1位ルーキーが順調な仕上がりを見せた。

 ソフトバンクの板東湧梧投手も見事な投球を披露。30日に先発登板すると、6回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。なお、この日は「9番・左翼手」に抜てきされた育成ルーキーの仲田慶介外野手が、公式戦初安打・初打点となる貴重な先制打を放ちチームの勝利に貢献した。

【実際の映像】ロッテ19歳の豪快なサヨナラ弾

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY