「コーチ職を失う心配は?」打者全員20Kでサヨナラ負け…エ軍メディアが辛辣質問

大乱闘の大量9人処分で指揮系統が乱れる

 マドン監督が6月7日に電撃解任され、6月26日のマリナーズ戦の大乱闘では大量9人が処分。この日指揮を執った「ネビン監督代行の代行の代行」ハセルマン捕手コーチは初陣だった。大乱闘を受け、ネビン監督代行は「このチームの監督代行となった時、私がこのチームをどれだけ誇りに思っているか皆さんに伝えたと思う。その思いはさらに強くなった」と強調していたが、乱闘後は3勝4敗。指揮系統が乱れたチームはやはり上向かない。

 昨年9月、大谷はオンライン取材で「ヒリヒリする9月を過ごしたい」「このままでは勝てない」「球団は好き、それ以上に勝ちたい」と“ぶっちゃけトーク”。当時はコロナ禍でロッカー取材はできなかったので分からないが、その時から状況は改善したのだろうか。

 次戦5日(同6日)は敵地・マーリンズ戦。8勝&防御率1.95でサイ・ヤング賞候補に挙がるサンディ・アルカンタラ投手と対戦。オールスター前には再びアストロズ3連戦、ドジャース2連戦と各地区上位勢との戦いが待っている。とにかく踏ん張り時であるのは間違いない。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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