巨人が新外国人左腕クロールの獲得発表、背番号65 「全力を尽くします」

MLB時代のイアン・クロール(写真はタイガース在籍時)【写真:Getty Images】
MLB時代のイアン・クロール(写真はタイガース在籍時)【写真:Getty Images】

MLB通算243試合登板、18年にエンゼルスで大谷翔平とプレー

 巨人は5日、新外国人選手として今季パドレス傘下3Aエルパソでプレーしたイアン・クロール投手を獲得したと発表した。背番号は「65」。主に中継ぎとしてメジャー通算243試合登板の左腕で、昨季はタイガースで18試合に登板、防御率4.34だった。ビザが発給され次第、来日する予定。

 クロールは球団を通じて「数年前から日本でプレーすることを願っていたので、このたび読売ジャイアンツに入団することになり、とても感謝しています。ジャイアンツは歴史と実績のある球団で、その一員となれることを本当にうれしく思っています。1日でも早くチームに合流し、チームのチャンピオンシップに貢献できるよう全力を尽くします」とコメントを発表した。

 31歳のクロールは2013年にナショナルズでメジャーデビュー。タイガース、ブレーブス、エンゼルス、タイガースと渡り歩いた。2018年にはエンゼルスで大谷翔平投手とともにプレーしている。

 V奪回を狙う巨人だが、6月26日に自力優勝の可能性が消滅するなど、首位のヤクルトに13.5ゲーム差を付けられて2位。チーム防御率3.82はリーグ5位と投手陣に不安を抱えており、ブルペンの強化を図った。(記録は7月3日終了時点)

(Full-Count編集部)

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