最速166キロ剛球でも球界最悪の“一発病”… 被弾止まらぬ有望株が「屈指の無能」

メッツ戦に登板したレッズのハンター・グリーン【写真:ロイター】
メッツ戦に登板したレッズのハンター・グリーン【写真:ロイター】

16先発で3勝10敗、防御率6.01… 球界ワースト22被本塁打

■メッツ 7ー4 レッズ(日本時間5日・シンシナティ)

 最速166キロ剛腕として知られるレッズのハンター・グリーン投手がメジャーの壁にぶち当たっている。今季メジャーデビューを果たした22歳の若き右腕は、4日(日本時間5日)のメッツ戦でも5回1/3を投げ7安打6失点2本塁打で負け投手となり、今季3勝10敗となった。米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」は、現在低迷するレッズにおいて「グリーンの直球の難題を解決する」ことを緊急課題に挙げている。

 現在79回1/3で防御率6.01、被本塁打は球界ワーストの22本のグリーン。記事は「大きな難題は、頻繁に100マイル(約161キロ)に達する彼の直球が、なぜリーグ屈指の無力な球であるかということだ。長期的にも短期的にも、この謎を解決するのは優先事項だ」としている。実際にグリーンのフォーシームは、全投球の50.7%を占めるものの被打率は.333、被長打率は.710に及ぶ“棒球”だ(同4日時点)。

 例えば最速169キロを誇るホワイトソックスのマイケル・コペック投手は、フォーシームの被打率が.170、被長打率は.313にすぎない。数字どおり打者を圧倒しており、14試合先発登板で2勝5敗と勝ち星には恵まれてはいないが、防御率2.78と結果を残している。

 米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」は、メジャーの先発投手で今季100マイル(約161キロ)を超えた回数を紹介している。それによればグリーンの191球は、カージナルスのジョーダン・ヒックス投手の108球を大きく引き離し断然の1位だ(同1日時点)。4月15日のドジャース戦では、1試合中に100マイル超えのボールを39球投じるというMLB新記録を樹立してもいる。

 グリーンは2017年ドラフト1巡目(全体2位)でレッズ入り。2018年に出場した「オールスター・フューチャーゲーム」では18歳にして最速103.1マイル(約166キロ)をマークするなど100マイル超を連発し注目を集めた。2019年4月に右肘のトミー・ジョン手術を受けこのシーズンを全休し、翌2020年のマイナーリーグのシーズン中止もあって2年間のブランクを経験している。

(Full-Count編集部)

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