鷹・又吉克樹が球宴でも“広報”宣言 大接戦制し選出「写真をたくさん撮りたい」

オールスターにファン投票で選出されたソフトバンク・又吉克樹(左)【写真:球団提供】
オールスターにファン投票で選出されたソフトバンク・又吉克樹(左)【写真:球団提供】

第2戦の坊っちゃんスタジアムは「転機になった場所」で連投にも意欲

 ソフトバンクの又吉克樹投手が6日、ファン投票でオールスターに選出された。中日に在籍していた昨季はセ・リーグの一員として監督推薦で選出され、ソフトバンクに移籍した今年はパ・リーグの一員としてファン投票で選ばれ「ファン投票は初めてなので嬉しい。去年はセ・リーグで今年はパ・リーグ。ベンチの雰囲気の違いが楽しみ」と表情を緩めた。

 最後の最後まで結果が読めないデッドヒートだった。パ・リーグの中継ぎ部門は又吉と西武の平良海馬投手が抜きつ抜かれつの接戦を展開していた。沖縄県出身2人の争いを制したのは“先輩”の又吉で「最後まで争って接戦で勝てたのは嬉しい。沖縄勢で争えたのも嬉しかった」と喜びを口にした。

 ツイッターやインスタグラムを駆使した積極的な“広報活動”でも知られる又吉。ファンのみならず、ホークスの選手、スタッフからも「又吉広報」の愛称で呼ばれている。共に選出された今宮健太内野手、柳田悠岐外野手との会見では「健太の守備や柳田さんのようなパワーはない。写真等々はしっかりやっていきたい。せっかくの機会なので写真をたくさん撮りたいと思います」と、球宴での“広報活動”を約束した。

 第1戦は本拠地PayPayドームで行われ、第2戦は愛媛・松山市の坊っちゃんスタジアムで開催される。四国IL・香川時代にプレーした経験のある同地は「坊っちゃんスタジアムでボコボコに打たれて、西田(真二)監督に『お前のピッチングスタイルはそうじゃないだろ』と言われ、転機になった場所」と語る思い出の地。それだけに「機会があってチャンスがもらえれば投げに行こうかなと思います」と、まさかの“球宴2連投”にも意欲を見せていた。

(Full-Count編集部)

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