大谷翔平は「去年よりもいい」のに…エ軍低迷にMLB公式「予想だにしなかった」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

MLB公式サイトは「誰も予想だにしなかった10の展開」の1つにエンゼルスの低迷を挙げる

 シーズン折り返しとなる82試合を終えて37勝45敗の借金8、ア・リーグ西地区の4位に低迷するエンゼルス。一時、球団ワーストの14連敗を喫するなど、好調だったシーズン序盤が嘘のように急失速している。大谷翔平投手は投打に奮闘を続けているものの、今季もプレーオフ進出が難しい状況に陥っている。

 そんな中でMLB公式サイトは「誰も予想だにしなかった10の展開」と題した特集記事を掲載。「開幕前であれば衝撃的と思われただろう」とする想定外の出来事10個を挙げ、その中の1つに、このエンゼルスの低迷ぶりが入った。

 MLB公式サイトでは「ショウヘイ・オオタニが去年よりさらにいいことは、ほぼ間違いない」とし、大谷は昨季以上の働きを見せていると指摘する一方で「だが、エンゼルスはなぜだか去年より少し悪い」とチーム状況は“昨季以下”だと記している。

 大谷は今季打者として79試合で打率.259、18本塁打51打点をマーク。投手としては13試合で7勝4敗、防御率2.68の成績を残す。記事では「確かにオオタニの打撃成績は去年よりやや落ちているが、ほんの少しだし、それはスロースタートの影響だ。だがピッチングは去年より良く、特に最近は圧倒的な強さで、ここ4先発、26回2/3では自責点わずか1。6月に関して言えば、投手10傑&打者10傑に入った」と、投打総合的に見れば、昨季以上に貢献していると評価している。

 また「トラウトもケガなく過ごしているし、ウォードは打撃でブレークしている。さらに、ローテではサンドバルとシンダーガードが安定したピッチングを見せている」とも指摘。それでもチーム成績は昨季を下回っており「なのに……エンゼルスはすでに監督を解任し、それでも去年よりも勝率が低い状態だ」とMLB公式サイトも嘆くしなかった。

(Full-Count編集部)

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