大谷翔平、8勝目の権利 5回まで7奪三振2安打1失点好投、自ら勝ち越し2点打で援護

マーリンズ戦に先発しているエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
マーリンズ戦に先発しているエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

同点の5回2死満塁で左前2点タイムリー

■マーリンズ ー エンゼルス(日本時間7日・マイアミ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地・マーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場した。初回に4試合ぶりに失点したものの、尻上がりに調子を上げて5回まで7奪三振2安打1失点と好投。8勝目の権利を手にした。フォーシームの最速は100.9マイル(約162.4キロ)。

 初回無死二、三塁でクーパーの右犠飛で先取点を献上。4試合ぶりの失点で、連続無失点は「22」で止まった。2回は1死一、二塁のピンチを無失点で切り抜けると、3回は上位打線を3者凡退に。4回は1死からスプリットで2者連続空振り三振を奪い、5回もゼロを並べた。11人連続でアウトを取る投球を見せている。

 バットでは同点に追いついた5回2死満塁で左前2点タイムリーを放って勝ち越した。左腕・ロジャースから逆方向へ打ち返す、技ありの一打だった。4試合ぶりの19号本塁打に期待がかかる。

 前回登板29日(同30日)の本拠地・ホワイトソックス戦では5回2/3を投げて11奪三振5安打無失点と好投。7勝目を挙げた。6月9日(同10日)の本拠地・レッドソックス戦から4戦4勝。チームは4連敗中。再び連敗ストッパーとなり、8勝目をつかめるか。

(Full-Count編集部)

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