大谷翔平がリゾート地に「経済効果」 リアル二刀流で敵地の観客“2.3倍”に増加

マーリンズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
マーリンズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

米屈指のリゾート地でも大谷に注目「観客はお金払った甲斐があった」

■エンゼルス 5ー2 マーリンズ(日本時間7日・マイアミ)

 エンゼルスの大谷翔平投手が6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「3番・投手兼DH」で投打同時出場し、7回10奪三振2安打1失点の好投で今季8勝目を挙げた。バットでも5回に決勝の2点タイムリーの“独り舞台”。米屈指のリゾート地・マイアミもリアル二刀流に熱視線を送ったようで、米メディア「CBSスポーツ」のダニー・ビエッティ記者は敵地の観客数が通常の2.3倍増になったことを伝えた。

 青い海と白い砂浜に降り注ぐ太陽のように、大谷が敵地のグラウンド上で誰よりも輝きを放った。初回に右犠飛で先取点を献上するも、2回途中から15者連続アウト。3試合連続の2桁奪三振で、自己最長を伸ばす5連勝をマークした。打っても、同点に追いついた5回2死満塁で決勝の左前2点タイムリー。逆方向へ打ち返す、技ありの一打だった。7回には盗塁を成功させ、2年連続で2桁盗塁に達した。

 ビエッティ記者によると、今季マーリンズ本拠地の水曜日の平均入場者数は7950人。しかし、この日は1万8741人が詰めかけた。数日前には元NFLのスター選手チャド・ジョンソン氏「ショウヘイ・オオタニを見に行く」と楽しみにしていたほどで、街の関心ごとのひとつだったようだ。

 その期待に応えるように、大谷は投打走での躍動。ファンも「マイアミでも地球最高のショーを見に来る」「18,741人の観客はお金払った甲斐があった」「大谷さんの集客力凄い」「ザ 経済効果!」と注目していた。

【実際の画像を見る】投球の準備を行う大谷には、スタンドを埋めた敵地ファンから熱い視線が送られた

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