大谷翔平をプレーオフへ…エ軍監督代行が捨てぬ望み「みんなショウヘイを見たい」

試合前に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】
試合前に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】

オリオールズ戦前に報道陣に対応したネビン監督代行

■オリオールズ ー エンゼルス(日本時間8日・ボルティモア)

 大谷翔平投手が在籍するエンゼルスが低迷している。二刀流右腕は投手として8勝目を挙げ、打者としても打率.259、18本塁打53打点の成績をマークしながら、チームはア・リーグ西地区の4位に沈み、プレーオフ進出に黄信号が灯っている。

 チームの低迷と共に、2023年オフにはFAとなる大谷にはトレードの可能性も噂され始めている。7日(日本時間8日)に行われたオリオールズ戦の試合前にフィル・ネビン監督代行はプレーオフ進出の可能性について言及。「そこに辿り着けるように全力を尽くしている」と語った。

 報道陣から「ショウヘイをポストシーズンに出場させないといけない、という責任感は?」と問われたネビン監督代行。「ここにいるみんながそこに行きたいと思っている。球界のみんながショウヘイを見たいと……マイアミでもかなり客が入っていたようだし、みんながマイク(・トラウト)とショウヘイがそのステージに立つところを見たがっている」と応じた。

 今季途中に解任されたジョー・マドン監督に代わって指揮を執っているネビン監督代行。「正直言って、私は(チームの)みんなが(プレーオフに)出るところを見たい。そのためにプレーしているし、それがこの仕事の喜びでもある。そこにたどり着けるように全力を尽くしているよ」とも語り、プレーオフ進出への望みはまだ捨てていない。

(Full-Count編集部)

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