大谷翔平を球宴で「先発登板」させるべき 敏腕記者がカーショーとの“対戦”を提案

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ドジャースタジアムでの球宴開催は1980年以来42年ぶり

 7月19日にロサンゼルスで行われるメジャーリーグ球宴のファン投票結果がまもなく発表となる。エンゼルスの大谷翔平投手は、ア・リーグ指名打者部門でアストロズのヨルダン・アルバレス内野手と激しい争いを続けている。ただ米メディア「ジ・アスレチック」でケン・ローゼンタール記者は、大谷がア・リーグの先発投手としてマウンドに上がるべきと主張している。

 これは先日、LAタイムズのディラン・ヘルナンデス記者がナ・リーグの先発をクレイトン・カーショー投手(ドジャース)が先発を務めるべきと主張したのに反応したもの。ローゼンタール記者は、カーショーも大谷も規定投球回数に達していないのは承知の上で、2人のマッチアップを主張する。ドジャースタジアムでの球宴は1980年以来、42年ぶり「ドジャースの一員とエンゼルスの一員の対戦だ。他のドジャースの選手ではなく、おそらく球団史上最高の投手であるカーショー。他のエンゼルスの選手ではなく、現在球界で最も魅力ある選手のオオタニ」とした。

 カーショーは現在56イニングを投げ防御率2.57、大谷は81イニングで2.44とそれぞれ超一流の成績を残している。メジャーには他にもマーリンズのサンディ・アルカンタラやレイズのシェーン・マクナラハンなど規定投球回に達している好投手がいるものの、記事は「これはオールスター・ゲーム。エキシビションであり、テレビショーであり、このスポーツ指折りのプロモーション手段だ」としている。

 本拠地とするロサンゼルスでカーショーと大谷を先発させることで、この舞台を大いに盛り上げられるというのだ。「今、リーグは手元にハリウッド向けのプロダクションを持っている。お願いだから、これを台無しにしないでくれるか?」と強い言葉で、自らの絶好のアイデアを主張している。

(Full-Count編集部)

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