大接戦ファン投票どうなる? 大谷翔平“溺愛”アナリストは「アルバレスが出場すべき」

アストロズのヨルダン・アルバレス(左)とエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】
アストロズのヨルダン・アルバレス(左)とエンゼルスの大谷翔平【写真:ロイター】

球宴ファン投票、ア・リーグDH部門で激しく争う大谷とアルバレス

 エンゼルスの大谷翔平投手を“溺愛”していることで知られるアナリストのベン・バーランダー氏が、激しい争いの続く球宴ファン投票のア・リーグDH部門ではアストロズのヨルダン・アルバレス外野手が出場すべきとコメントした。自身のポッドキャスト番組「Flippin’ Bats」で語ったもの。一方で大谷については「投打両方」での出場を提案している。

 バーランダー氏は「MLBがオールスターゲーム中に可能な限りショウヘイ・オオタニにスポットライトをあてるべきだ」とした。一方、昨季の球宴でやってのけたような、ホームランダービーの出場に始まり、先発投手を務め、指名打者として打席に入ることを「リピートするのは不可能だろう」とも語っている。

 では、今季の球宴で大谷にはどのようなことが起こると想定しているのか。「2回か3回に登板するだろうが、その直後に打席にも立つべきだ」と投打両方でファンに姿を見せることを提案した。これこそが「成績を見れば(大谷とアルバレスは)雲泥の差だ。ショウヘイがしていることが見事なのは明らかだ。ピッチングでも他の投手に引けを取らないのだから。だからといってヨルダンがしてきたことへの評価が下がるわけではない。ヨルダンから何も奪うことなく、ショウヘイに可能な限りスポットライトを当てる方法を見つけなくては」という問いに対する答えだというのだ。

 8日(日本時間9日)に締め切られるファン投票で、大谷はア・リーグのDH部門にノミネートされ、アルバレスと激しい争いを続けている。バーランダー氏はこの部門については「ヨルダン(アルバレス)はア・リーグ最高の打者だ。ア・リーグのDHスタメンはヨルダン・アルバレスであるべきだと思う」とし、球宴出場を射止めると予測した。6月の打率は.418、長打率が.835という異次元の数字だったことを受け「彼はMLB最高の打者だ」とまで口にした。

 さらに高く評価するのは、アルバレスがまだ25歳であることだ。すでに30本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手を引き合いに「ジャッジは24歳の時には、まだメジャーに昇格してもいなかった。この点をちょっと考えてみてほしい」と、新たな若き才能との出会いに大興奮していた。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY