大谷翔平、特大飛球も19号お預け “巨大化”敵地に名物解説も嘆き「昨年なら入ってた」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

オリオールズ本拠地は今季から左翼フェンスを約8メートル後退させた

■オリオールズ ー エンゼルス(日本時間9日・ボルティモア)

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場した。5回の第3打席で左翼後方へ特大の飛球を放ったが、左飛に倒れた。19号はお預けとなった。

 3点リードの5回無死一塁。救援ベイカーから左越えへ大飛球を放った。本塁打になってもおかしくない飛球だったが、フェンス手前で失速。左翼手のグラブに収まった。地元放送局バリースポーツ・ウエストの名物解説マーク・グビザ氏は「昨年までなら100%入っていた」と嘆いた。

 オリオールズの本拠地・カムデンヤーズは左翼フェンスを約8メートル後退させ、高さを約2.2メートルから4メートルに。前日7日(同8日)もフェンス手前で捕球される打球が目立っていた。

 大谷はトラウトの先制3ラン直後の3回1死では左前打を放った。打球速度100.2マイル(約161.3キロ)。べーブ・ルースの生まれ故郷で快音を飛ばした。次こそ19号弾に期待したいところだ。

(Full-Count編集部)

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