「一言でいえばエンゼルス野球」 大谷翔平&トラウト弾でも勝てず…米ため息

「3番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
「3番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

イグレシアス乱調にエンゼルス番記者も嘆く「ブルペンが崩壊した」

 エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地で行われたオリオールズ戦に「3番・指名打者」で出場。9回の第5打席に6試合ぶりの19号本塁打を放った。3回にはトラウトが先制の24号3ラン。“トラウタニ弾”も、守護神イグレシアスが崩れてチームは逆転サヨナラ負けを喫し、米メディアもため息が止まらなかった。

 トラウトは5打数3安打1本塁打3打点、大谷は5打数3安打1本塁打1打点だけに、米メディア「ザ・ゲームデーMLB」は「一言でいえばエンゼルス野球」とあきれた様子。元「LAデイリー・ニュース」のエバン・バーンズ記者は「トラウトとオオタニはこんな仕打ちを受けるいわれはない」とチームの低迷に喝を入れた。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は「これはエンゼルスにとって本当につらい敗戦だ。ここ7週間で何度もあった。トラウト、オオタニ、デトマーズはみんな素晴らしかった。そしてブルペンが崩壊した。チームのある側面が上手くいっても、他のなにかが失敗するように思える」とかみ合わないチーム事情を嘆いた。

(Full-Count編集部)

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