ヘルメット吹っ飛ぶ衝撃死球…顔面蒼白の投手への“神対応”が「人間できている」

頭部死球を受けたエンゼルスのマイケル・ステファニック【写真:ロイター】
頭部死球を受けたエンゼルスのマイケル・ステファニック【写真:ロイター】

今月デビューの26歳は頭部に死球を受けるも平然と一塁へ向かった

■オリオールズ 1ー0 エンゼルス(日本時間10日・ボルティモア)

 エンゼルス大谷翔平投手が「3番・指名打者」で出場した9日(日本時間10日)の敵地でのオリオールズ戦で、今月メジャーデビューした内野手が衝撃死球を受けた。「6番・二塁」で出場したマイケル・ステファニックは頭部に死球を受け、球場は騒然。しかし、本人は何事もなかったかのように一塁へ向かった。26歳の“神対応”に、ファンから「ナイスガイ!」「人間的に素晴らしいっす」と称賛の声があがった。

 2回1死で迎えた第1打席、ステファニックはオリオールズの先発右腕・クレーマーが投じた89.9マイル(約144.7キロ)のフォーシームを頭部に受けた。しかし、吹っ飛んだヘルメットを被り直すと一塁へ。顔面蒼白で帽子を脱いで謝罪するクレーマーに左手をあげて問題ないことを示すと、平然とプレーを続行した。

 MLB公式のオリオールズ番記者を務めるザカリー・シルバー氏が自身のツイッターに死球映像を投稿。「無理はせんといてやー」「ガッツがありますね」「大丈夫なんかこれ」と声が並んだ他、SNSには「実際に見たステファニック選手も人柄の良さがにじみ出てました」「ちゃんと大丈夫だよって言ってあげるの人間できている」「ステファニック男前ー」「紳士ですよね!」「対応大人」「ええやつやな」と多くの称賛コメントが寄せられた。

(Full-Count編集部)

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