大谷翔平の“外野起用”を米記者提言 奇想天外な「型にはまらないアイデア」とは

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

相手上位打線の2巡目で大谷が外野から登板、ローレンゼンが外野に回る案を提示

 オリオールズとの4連戦で4連敗スイープを喫したエンゼルス。チームの状態がなかなか上向かない中、大谷翔平投手の起用法に関しても新たな意見が飛び出している。米メディア「NBCスポーツ」のエリオット・カルブ氏は“私の型にはまらないアイデア”として外野手起用を提案している。

 カルブ氏は、はじめに大谷の二刀流で発生するチームへの問題点を指摘している。1つは6人制ローテを採用していること。サンドバルら若手の登板機会が減っていることに加え、年俸2100万ドル(約27億円)のシンダーガードについても「スター歌手のバックバンドだ」と皮肉を述べている。2つめはDHで出場し続けているため、他の野手が疲れているときにDHで起用して“半休み”させることができないことだという。

 記事では、ジョー・マドン前監督が肩を守るために外野手起用しない意向を示していたことを紹介しながらも「(もうひとりの二刀流の)マイケル・ローレンゼンが先発する時にショウヘイ・オオタニを外野で起用する」との案を提示している。(打たれやすいと言われる)相手の上位打線の2巡目で大谷を登板させローレンゼンが外野に行き、3人を抑えたら再び入れ替えるというものだ。

 カルブ氏は「こうすれば、ローレンゼンはより試合の後半まで投げることができる。しかも、よほど終盤になるまでは相手の上位打線と3回対戦しなくて済む」と自らの案に自信満々の模様。しかし、ローレンゼンは右肩痛で7日(日本時間8日)に15日間の負傷者リスト入りしてしまった。この高校野球のような奇想天外な起用が実現する日は来るのだろうか。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY