投手・大谷翔平は「1番を打つのが好き」 エ軍監督代行が語る仰天オーダー復活のワケ

取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】
取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】

主砲トラウトが背中上部の違和感でベンチスタート「活気を少し生むことが狙い」

■エンゼルス ー アストロズ(日本時間14日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日、試合開始10時38分)、本拠地・アストロズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場する。9勝目と20号本塁打に期待がかかる。

 勝てば1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)が記録した2桁勝利&2桁本塁打に王手となる。前日12日(同13日)に背中上部の違和感で負傷交代したマイク・トラウト外野手はベンチスタートとなったが、なぜ投手・大谷を1番でスタメンさせるのか。フィル・ネビン監督代行が試合前の囲み取材で明らかにした。

「トラウトがスタメンから外れ、上位打線に注目した。投げる時にショウは1番を打つことを好む。もう1度、活気を少し生むことが狙いだ。今日のマッチアップも考慮して、彼をそこに置いて、ウォードを後ろに控えさせる方が理にかなっていると思う」

 今季、大谷は4月7、14、20日とシーズン最初の3登板で1番スタメンした。3試合で計12打数3安打2打点。投手成績は1勝2敗、防御率4.40だった。攻撃的オーダーは実を結ぶのか。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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