大谷翔平に「非常に感銘を受ける」 勝負所で“ギアチェンジ”、エ軍監督代行が称賛

試合前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】
試合前の取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督代行【写真:小谷真弥】

ネビン監督代行「試合の展開を読み、いつ力を入れるべきかよく理解している」

■エンゼルス ー アストロズ(日本時間15日・アナハイム)

 エンゼルスのフィル・ネビン監督代行は14日(日本時間15日)、大谷翔平投手の「ギアチェンジ」を称賛した。今季9勝目から一夜明け、指揮官は大谷の洞察力に注目。「自分の体のことだけでなく、試合の展開を読み、いつ力を入れるべきかよく理解している。なにが起こるのかよく分かっている。非常に感銘を受ける点だ」と賛辞の言葉を並べた。

 地区首位を走るアストロズ打線を相手に6回4安打1失点と好投。勝負所で力を入れ、4試合連続2桁となる12三振を奪った。ネビン監督代行は「いつ燃料が空になるのか、交代のタイミングがいつか理解している。彼はこれが最後の打者になるというのを理解し、残っている燃料を使い切ることができる」と語った。

 また、この日は「2番・DH」で先発出場する。背中上部の違和感で先発メンバーから外れたマイク・トラウト外野手は代打で待機する。指揮官はスタメン復帰について「明日。うまくいけば明日」と明言した。大谷の2番起用については「ステファニックを1番におくことを気に入っている。マイク(トラウト)がいないので、他の選手の打順をそれぞれ上げる形になった。ショウヘイは初回に打席に立つことが好き。私も初回に彼に打席に立ってもらいたいと思っている。1~3番のどれかであればいい」と説明した。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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