大谷翔平、威圧感で同点劇を演出　4回得点機で四球＆捕逸、天敵左腕から1安打2出塁

本拠地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場

■エンゼルス ー アストロズ（日本時間15日・アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手は14日（日本時間15日）、本拠地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。3回に左前打を放つと、4回の第3打席では四球で出塁。その際に捕手・マルドナードの捕逸を誘い、同点劇を演出した。

　2点を追う3回1死、フルカウント。左腕・バルデスの内角シンカーを詰まりながらも逆方向へ打ち返す技ありの一打だった。1点差の4回2死三塁では制球の安定しないバルデスから四球で出塁。捕手・マルドナードが後ろにそらす間に三塁走者・スタッシーが同点のホームを駆け抜けた。

　前日13日（同14日）の本拠地・アストロズ戦では「1番・投手兼DH」で投打同時出場し、今季9勝目を挙げた。6回12奪三振4安打1失点と好投し、打撃では右翼線2点三塁打を放つなど2安打2打点。投打に渡る活躍でチームの連敗を5で止めた。7月初の連勝へ導けるか。

（Full-Count編集部）