“大谷しか勝たん”登板日以外11連敗 大谷翔平は1安打3出塁、リーグ単独トップ7敬遠

アストロズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
アストロズ戦に出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

本拠地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場

■アストロズ 3ー2 エンゼルス(日本時間15日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、本拠地・アストロズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、8回の勝ち越し機で申告敬遠で勝負を避けられた。今季7敬遠はリーグ単独トップ。3打数1安打2四球で打率.258。チームは延長戦で競り負け、7月初の連勝はならなかった。

 本拠地が大ブーイングに包まれたのは、2-2で迎えた8回2死一塁だった。一塁走者の代走・ベラスケスが二盗を決めて一塁ベースが空いた。ここでアストロズ側は申告敬遠を選択した。今季7個目の敬遠はリーグ単独トップで、メジャー全体でもメッツのピート・アロンソに並んでトップとなった。同一、二塁に好機を広げたが、ウォードは見逃し三振に倒れた。

 2点を追う3回1死では左前打を放った。左腕・バルデスの内角シンカーを詰まりながらも逆方向へ打ち返す、技ありの一打だった。1点を追う4回2死三塁では四球で出塁。その際に捕手・マルドナードが後逸して同点に追いついた。9勝目を挙げた翌日もバットで結果を出した。それでも、チームは延長戦で力尽き、大谷登板日以外は11連敗となった。

【表で見る】白星は大谷の登板日のみ…苦しい戦い続くエンゼルスの星取表

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