大谷翔平は「歴史をつくり続ける」 6回12Kの興奮続く…米記者「MLB屈指の投手」

13日(日本時間14日)のアストロズ戦で9勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
13日(日本時間14日)のアストロズ戦で9勝目を挙げたエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷は14日に投打同時出場して6回4安打1失点、12奪三振で9勝目

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)に本拠地で行われたアストロズ戦に投打同時出場し、6回105球を投げ4安打1失点、12奪三振の快投で今季9勝目を挙げた。相手打線を圧倒した奪三振ショーに、一夜明けても米メディアの興奮が収まることはない。「マウンドに立つたびに歴史がつくられる」などと大きく取り上げられている。

 MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者はツイッターで「昨年オオタニはMLB屈指の打者だったが今季は屈指の投手。こんなものは、二度と見ることがないだろう」と称賛。多数のメジャーリーガーや米記者から支持されるデータ分析会社「Codify Baseball」が「オオタニのスタッツの中には嘘みたいに見えるものがある」とコメントし、打者としての得点圏打率の高さ(1974年以降、300打数以上をこなしている打者の中では1位)と、投手としての得点圏被打率の低さ(1974年以降、25先発以上の投手の中で1位)という数字を示した。これにはファンも「お金を払ってみる価値のある唯一の選手」と同調した。

 大谷を“溺愛”するアナリストとして知られるベン・バーランダー氏は、自身がホストを務めるポッドキャスト番組「フリッピン・バッツ・ポッドキャスト」で「前回彼がマウンドでしたこと、そして打者としては2点タイムリー三塁打を放ったことったら。彼は歴史をつくり続ける。だから僕も彼の話をし続ける」と熱弁。

「WAR」の指標が全選手でトップの4.8であることを強調し「これが起きている間に、満喫してほしいんだ。今まで誰も見たことのないことだし、もう二度と見られない可能性が高い」と強調する。大谷は4試合連続2桁奪三振で自身6連勝とあって「ショウヘイがリアル二刀流に変身して1人2役をこなすと、エンゼルスは負けていない」「彼より貴重な選手なんていない」などと約10分間にわたって大谷の素晴らしさを語り続けていた。

(Full-Count編集部)

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