主砲移籍に激怒したファンが“殺害予告” MLB選手の代理人が訴状で明らかに

アトランタでの試合で打席に入る際、ファンから大歓声を受けるドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】
アトランタでの試合で打席に入る際、ファンから大歓声を受けるドジャースのフレディ・フリーマン【写真:ロイター】

ドジャース入りしたフリーマンに、ブレーブスからの最終条件を伝えなかったという報道に反論

 MLB選手の代理人に「殺害予告」が寄せられていたことが明らかになった。昨オフ、ブレーブスからドジャースに移籍したフレディ・フリーマン内野手の代理人を務めていたケーシー・クロース氏が、FOXスポーツのラジオ番組で司会を務めるダグ・ゴッドリーブ氏を名誉棄損で訴え、この訴状に記されていたもの。米全国紙「USAトゥデイ」が伝えている。

 訴訟の発端は、6月末にゴッドリーブ氏がラジオ番組で「クロース氏がフリーマンの代理人を解雇された」と伝えたこと。この報道によるとクロース氏は、オフに移籍の渦中にあったフリーマンに、所属していたブレーブスからの最終オファーを伝えなかった。そのためドジャースに移籍せざるを得なかったフリーマンがこれを知り、解雇されたとされている。

 ただクロース氏は今回、ブレーブスからの最終の条件提示をフリーマンに伝えなかったという報道は「虚偽で無謀な主張であり、それによって原告(クロース氏)の名前、事業、評判が傷つけられた」として訴訟に踏み切ったようだ。さらにこの訴状で「ブレーブスのファンと思われる人から殺害予告を受けた」としている。

 クロース氏はさらに声明文を発表し、「ブレーブスとの交渉中に何が起こったか、事実を明らかにする」としているという。

 当のフリーマンは新天地で打率.320、OPS.920と活躍中。火が付いた場外戦はどこまで広がり、どんな決着を見せるのだろうか。

(Full-Count編集部)

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