カーショー、完全試合逃すも「最高だった」 大谷K斬りに歓喜、球宴で投げ合う可能性

8回途中まで完全投球を披露したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】
8回途中まで完全投球を披露したドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】

カーショーは7回まで完全投球「ファンが心から望んでくれていると。最高だった」

■ドジャース 9ー1 エンゼルス(日本時間16日・アナハイム)

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手は15日(日本時間16日)、敵地・エンゼルス戦で今季最長8回1安打無失点と好投し、今季7勝目を挙げた。8回先頭のレンヒーフォに左翼線二塁打を許すまで完全投球。「あそこではアウトを3つ取られなければいけない。少しだけガッカリした感じだったかな」と振り返った。

 大谷翔平を完全にねじ伏せた。初回1死は外角ギリギリを攻めて見逃し三振。4回1死は三ゴロ、7回1死は大きなカーブで空振り三振に仕留めた。ファンが大きな盛り上がりを見せる中での勝負。「今夜は素晴らしいファンだった。ドジャースとエンゼルスで、半々くらいだったかな。7回にオオタニ、ウォードと対戦した時は、みんな興味を持っていたと思う。彼らを抑えた時にファンが(完全試合を)心から望んでくれていると感じた。最高だったね」と表情を緩めた。

 前半戦を7勝2敗、防御率2.13と上々の成績で9度目の選出となったオールスター戦を迎える。ナ・リーグ先発投手の有力候補に挙がっているが、「僕よりもその試合で先発投手を務める相応しい選手はたくさんいる。だけどもし僕が先発することになったら、すごく名誉なことだね。間違いなく僕は嬉しく思うよ」と前を向いていた。次は夢舞台で大谷翔平との投げ合う可能性もありそうだ。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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