ダルビッシュ、日米180勝は「大きい数字」 7回続投は「ヘロヘロになったら次ない」

取材に応じたパドレス・ダルビッシュ有【写真:木崎英夫】
取材に応じたパドレス・ダルビッシュ有【写真:木崎英夫】

日米通算180勝には「大きい数字。色んな思い出あっての180なので感謝です」

■パドレス 5ー3 ダイヤモンドバックス(日本時間16日・サンディエゴ)

 パドレスのダルビッシュ有投手が15日(日本時間16日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で今季8勝目を挙げた。7回9奪三振5安打3失点の力投でプロ18年目にして日米通算180勝に到達。6回で100球に達しながらも7回のマウンドに上がり、「ここでヘロヘロになったら次もらえないので、気持ちが入りました」と気迫を見せた。

 初回2死から3番のマルテに先制ソロを被弾。4点リードとなった5回無死一塁ではウォーカーに2ランを浴びたが、6回までをこの3点のみに抑える。ここで球数は100球ちょうどに達したが、7回もマウンドに上がると、3者凡退に抑えて114球を投げ切った。

 試合後には「過去2試合、ボブ(メルビン監督)とイニングが終わってから『もう1回投げさせてくれ』『ダメだ』っていうのがあった」と前回登板までの指揮官とのやり取りを明かした。そして「今日は100球でしたけど、あいつそんなに言うならもう1回行ってくれということで、ちゃんと抑えられて本当によかった」と安堵の表情を見せた。

 日米通算180勝については「やっぱり大きい数字だと思います。色んな思い出があっての180なので感謝です」とこれまでの道のりを振り返った。さらには「1試合1試合、勉強してチームを勝ちに導けるようにやっていきたい」とまだまだ先を見据えていた。

(Full-Count編集部)

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