大谷翔平の前半戦は「エリートだ」 監督代行が高評価、後半は休養与える可能性も

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

19本塁打は昨季に及ばないものの「周りの選手欠く状態が続いている」

■エンゼルス ー ドジャース(日本時間17日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)に行われるドジャース戦に「3番・DH」で先発出場する。前半戦最後の試合前にフィル・ネビン監督代行は大谷のここまでを高く評価。一方でナ・リーグのDH採用によって休養が減っていることは理解しており、後半戦の序盤に休ませることを示唆した。

「大谷の前半戦をどう評価するか」という問いにネビン監督は「エリートだ」と最大級の評価を下した。この日の試合前まで打率.255、19本塁打、56打点という成績はシーズン46本塁打した昨季には及ばないものの「そもそも私は昨年より成績が落ちたと思っていない。ダイナミックだし、打線でも彼の周りの選手を欠く状態が続いている」。レンドンやトラウトといった中心打者に故障が続き、大谷にマークが集中してしまう現状を残念がった。

 また、昨季との違いとしてナ・リーグがDH制を採用したことを踏まえ「昨年はナ・リーグ制(DHなし)の試合があった。その試合で彼は打者として出場することはなかった。昨年の方が休める日が多かった」と休養日が減っていることを指摘した。

 その上で「球宴明けのアトランタやカンザスシティでの試合で、彼が休むかどうかはここで言うつもりはないが、彼とは話をしていく」と、球宴後のカードでは休養日を与える可能性を示唆した。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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