大谷翔平と「一緒にプレーしたい」 有力移籍先メッツの主力コンビが早くも大歓迎

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

主砲アロンソ「クイーンズに来るなら大歓迎だ」

 エンゼルス・大谷翔平投手に異例のラブコールだ。メッツの主砲ピート・アロンソ内野手、守護神のエドウィン・ディアス投手が二刀流のトレード加入を歓迎した。リーグ1位の78打点を挙げているアロンソは「クイーンズに来るなら大歓迎だ」と語った。

 大富豪スティーブ・コーエン氏がオーナーを務めるメッツは昨オフにマックス・シャーザー投手、スターリング・マルテ外野手ら大物選手を次々と獲得。大谷のエンゼルス入りに尽力したビリー・エプラー氏がGMを務めているとあって、有力な移籍候補に挙げられている。まずアロンソは「ショウヘイは驚くべき才能だ。彼のパワーは間違いなくとてつもないからね。素晴らしい打者だよ」と打者として大絶賛。続けてトレードの噂にも言及した。

「(メッツ移籍なら)素晴らしいことだよ。オールスターの力を持つ選手だし、昨年のMVPだから。ものすごい才能だよ。クイーンズに来るなら大歓迎だ。当然のことだね」

 守護神のディアスは大谷にとっては天敵だ。通算193セーブを誇る右腕は2018年のマリナーズ時代から対戦。4打数4三振と完璧に抑えている。大谷について、ディアスは「直球もスライダーも狙ったスポットに投げるようにしないといけない。2018年に新人だった時でさえ、素晴らしいシーズンだった。もしかしたら球界最高の選手かもね」と称賛。続けてメッツ入りを待ち望んだ。

「もしチャンスがあれば一緒にプレーしたいね。見ていて楽しい選手だから。100マイルを投げ、登板の度に10から12個の三振を奪う。同じ試合で本塁打を打ったり。楽しいよね」

 8月2日(同3日)のトレード期限までに電撃移籍する可能性は低いとみられているが……。大谷の去就問題は、一流選手たちの中でも大きなトピックスとなっているようだ。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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