主力欠いても首位争い…鷹の“昇格組”はなぜ活躍? カギ握る小久保2軍監督の推薦

ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:福谷佑介】
ソフトバンク・小久保裕紀2軍監督【写真:福谷佑介】

17日のロッテ戦では1軍昇格即スタメンの増田がプロ初安打初本塁打

 ソフトバンクが苦境の中で戦いを続けている。新型コロナウイルスの陽性者が続出し、かつ又吉克樹投手や三森大貴内野手など怪我人も続出。多くの主力選手を欠く状況の中で、なんとか首位争いに踏みとどまっている現状にある。

 そんな苦しい状況の中で、キラリと光っているのが若鷹たちの存在だ。12日と13日のオリックス戦ではリチャード内野手が2試合連発、3本塁打と活躍。17日に行われたロッテ戦では、1軍昇格即スタメンに抜擢された増田珠内野手がプロ初安打初本塁打を放ち、チームに活気をもたらした。

 今季のソフトバンクは2軍から昇格してきた選手がすぐに活躍するのを度々目にしている。開幕直後には負傷離脱した栗原陵矢外野手に代わって昇格した柳町達外野手がその穴を埋める活躍を見せて、レギュラーに近い存在にまで上り詰めている。また、プロ初先発となった田上奏大投手がデビュー戦で好投したり、渡邉陸捕手がプロ初スタメンで2打席連続本塁打を放ったりと代わる代わるヒーローが誕生している。

今季のソフトバンクにおける2つの“1軍昇格パターン”

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY