混戦パは「10月までいきそう」 首位から5位まで3.5差、オリ主砲が望む“緊迫感”

オリックス・吉田正尚【写真:橋本健吾】
オリックス・吉田正尚【写真:橋本健吾】

オリックスは日本ハムを相手に3連勝、6月8日以来となる勝率5割復帰

■オリックス 4ー3 日本ハム(21日・京セラドーム)

 オリックスは21日の日本ハム戦を4-3で勝利し、今季4度目の同一カード3連勝を飾った。勝利5割に復帰し、5位ながら首位・ソフトバンクとのゲーム差は3.5。4回に同点に追いつく11号2ランを放った吉田正は「どこが優勝してもおかしくないような。10月までいきそうな気がする」と、“10月戦線”を見据えていた。

 前半戦まで勝率5割、借金返済――。中嶋監督が求めていたチーム状況が一つ整った。2点を追う6回は吉田正の2ランで同点に追いつくと杉本、マッカーシーの連打で二、三塁の好機を作り紅林の三ゴロが野選と相手失策を誘い一気に4点を奪い逆転に成功した。

 先取点を奪われながらも集中打で逆転勝利を手にした中嶋監督は「ホームランだけで終わらず、しっかり繋がった。あの回まで2番から6番まで寝ていましたから」と“中嶋節”も交えナインを称えた。6月8日ぶりの勝率5割復帰にも「借金なんて、すぐするよ(笑)。貯金もすぐするけど。明日勝ったら5つぐらい(勝ちが)増えるんだったら良いですけどね」と上機嫌だった。

「本当にあの1敗が…とならないように。もう1勝、1敗で変わってくると思う」

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