大谷翔平、50日ぶり5敗目 104年ぶり偉業お預け、7回途中11Kも今季最悪6失点

ブレーブス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ブレーブス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

6回まで11K無失点も7回に2被弾6失点

■ブレーブス 8ー1 エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、後半戦初戦となる敵地・ブレーブス戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場した。7回途中11奪三振6安打6失点でKOとなり、今季5敗目を喫した。6失点は4月14日(同15日)の敵地・レンジャーズ戦に並んで今季ワースト。打っては3打数無安打で打率.256。チームは1-8で敗れて4連敗となった。

 痛恨の被弾となった。両軍無得点の7回、大谷は先頭・スワンソンをフルカウントから四球で歩かせると、オルソンに右越え2ランを浴びた。今季スプリットでは初被弾。この打席まで15打数1安打と封じていたオルソンに、6月2日(同3日)の敵地・ヤンキース戦以来7試合ぶりの被弾を許した。

 緊張の糸が切れたかのようだった。ライリー、ダーノー、ロサリオと3連打を浴びて3点目。同1死一、二塁からアルシアに左中間3ランを浴びた。ここで降板。6回1/3で11奪三振1四球、6安打6失点だった。6月2日(同3日)の敵地・ヤンキース戦以来50日ぶりの黒星を喫した。

 6回までは奪三振ショーを見せた。メジャー自己最速を更新する101.2キロ(約162.9キロ)を軸に、6回まで11奪三振1安打無失点。5試合連続2桁奪三振は、1995年野茂英雄を抜いて日本人初だった。勝てば自身初の2桁勝利、1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打に到達していたが、次回登板に持ち越しとなった。

 バットでは遊ゴロ、空振り三振、死球、見逃し三振で3打数無安打に終わった。打線も9回のビラーのソロのみと元気なかった。後半戦は黒星発進となった。

(Full-Count編集部)

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