228億円男、大谷翔平攻略に満面笑み 6回11Kには脱帽「非常に才能ある選手」

大谷翔平から先制2ランを放ったブレーブスのマット・オルソン【写真:ロイター】
大谷翔平から先制2ランを放ったブレーブスのマット・オルソン【写真:ロイター】

ブレーブスのオルソンは昨季までアスレチックス、大谷とは通算13打数1安打だったが

■ブレーブス 8ー1 エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、敵地で行われたブレーブス戦に先発し、6回1/3を被安打6本、6失点で今季5敗目を喫した。6回までは11奪三振を奪う快投が、7回に突然暗転した。そのきっかけとなる先制2ランを放ったブレーブスのマット・オルソン内野手は、昨オフトレード移籍し、8年総額1億6800万ドル(約228億円)という巨額契約を結んだばかり。「真ん中に来た球を打てただけ」とラッキーな一打を強調している。

 ブレーブスの地元局「バリースポーツ・サウス」は試合後のグラウンドで決勝打となった2ランを放ったオルソンをインタビューし、公式ツイッターに動画を公開している。

 オルソンは初球カットボールをファウルにした後、2球目のスプリットを捉え右翼席に運んだ。大谷との対戦経験が極度に少ないブレーブス打線で、オルソンは昨季までアスレチックスに在籍、エンゼルスとは同地区とあって対戦経験は豊富だ。ただ通算13打数1安打と、苦手にしている部類の選手だった。

 大谷について「彼は非常に才能ある選手」と語ったオルソンは「真ん中に来た球を打てただけ。彼は今日は失投があまりなかった。真ん中に来た球に対処できてよかった」と本塁打を振り返った。

 また自身の一発をきっかけに、ブレーブス打線が大谷をKOしたことについて「ああ、野球は奇妙なスポーツだからね。投手があれだけ好投して、長いイニングを投げていても、時に一振りが何かの起爆剤になることもある。モートンとブルペンがいい仕事をしてくれて、素晴らしい勝利をあげることができた」と満足げだった。

 さらに「今日は非常にいい投手相手に、オールスターブレーク明けにああいう勝ち方ができたのは大きいね」。後半戦のスタートで、大谷を打ち崩して勝利したことが、昨季の世界一軍団をさらに加速させると考えているようだ。

(Full-Count編集部)

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