大谷翔平、150キロの“魔球”は「球界最高」 急落下の超絶軌道に「溜息が出る」

ブレーブス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ブレーブス戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は最速150.2キロのスプリットを武器に5戦連続2桁Kをマーク

■ブレーブス 8ー1 エンゼルス(日本時間23日・アトランタ)

 エンゼルスの大谷投手は22日(日本時間23日)、敵地で行われたブレーブス戦に「1番・投手兼DH」で出場し、6回1/3を6安打11奪三振6失点で今季5敗目(9勝)を喫した。自身の連勝は6で止まったが、6回までは毎回三振を奪って1安打無失点投球。日本投手として最長の5試合連続2桁奪三振をマークした。中でも冴え渡ったスプリットの切れ味にファンは「球界最高の球」「打つのは不可能」と驚いている。

 大谷はこの試合でメジャー自己最速となる101.2キロ(約162.9キロ)をマーク。スプリットも最速93.3マイル(約150.2キロ)を計測した。5回1死でエディ・ロサリオを92.7マイル(約149キロ)で、2死ではマルセル・オズナを93.3マイルのスプリットでそれぞれ空振り三振に仕留めた。さらに6回1死ではこの試合11個目の三振を92.8マイル(約149.3キロ)のスプリットでマイケル・ハリス2世から奪った。

「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は自身のツイッターに「吐き気がするようなスプリットたち」と文言を添えて5回の2三振の動画を投稿。さらに「不公平なスプリット」として11個目の三振動画を投稿した。ファンはその切れ味に驚嘆。「150キロで落ちるとか打てるわけない」「溜息が出るほど素晴らしい」「これは本当にエグい」「この暴力的な150スプリット 世界一の投手だ」「150キロでこの落ち 打てるわけないよねw」と声を上げた。

【実際の映像】「150キロでこの落ち」 5戦連続2桁Kをマークした大谷翔平の急降下魔球

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