大谷翔平、161キロ撃ちダメ押し適時打 両リーグ最多9敬遠で3出塁、エ軍は7月初連勝

「1番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
「1番・DH」で先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

3打数1安打2四球で打率.257、29日に自身初2桁勝利へ再挑戦

■エンゼルス 4ー0 ロイヤルズ(日本時間28日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地・ロイヤルズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、7回の第4打席で中前適時打を放った。3試合連続安打をマークし、3打数1安打2四球で打率.257。チームは4-0で2試合連続の完封勝ちを飾り、7月初の2連勝を飾った。

 剛速球を打ち返した。3点リードの7回無死三塁。救援コールマンの内角低め、100マイル(約161キロ)のフォーシームを中前へ打ち返した。3試合連続安打で2試合連続打点をマーク。これがダメ押し打となった。

 初回先頭は遊ゴロに倒れ、4回先頭は四球で出塁。5回2死三塁はメジャー単独トップ9個目の申告敬遠で歩かされた。2試合連続で1試合3出塁。1番打者の仕事を果たした。

 28日(同29日)の本拠地・レンジャーズ戦で自身初の2桁勝利をかけて先発マウンドに上がる。勝てば両リーグでは1918年ベーブ・ルース(当時レッドソックス)以来104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打の偉業を達成する。バットで弾みをつけた。

(Full-Count編集部)

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