大谷翔平の放出が「好ましいチョイス」 エンゼルスの“最善策”を米敏腕記者が提言

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

ジェフ・パッサン氏が指摘、大谷放出がエ軍にとって「好ましいチョイスだろう」

 エンゼルスは大谷翔平投手を放出するのか否か――8月2日(日本時間3日)のトレード期限が目前に迫る中、多くのスクープ記事をものにしていることで知られる米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が寄稿。エンゼルスにとって大谷の放出は受け入れ難いものだが、それ以外の選択肢は現実的ではなく、“致し方ない”との認識を示している。

 パッサン氏は年平均4330万ドル(約58億6000万円)を得るメッツのマックス・シャーザー投手と同2100万ドル(約28億4000万円)を得るブレーブスのマット・オルソン外野手を引き合いに出して、二刀流の大谷が「合計6400万ドル(約86億4800万円)以上の選手と似たような働きをしていることは否定できない」と指摘。大谷が2023年オフにFAとなることを踏まえ、エンゼルスには3つの選択肢があると述べている。

 1つはマイク・トラウトとアンソニー・レンドンに2026年まで年間7570万ドル(約102億円)を支払いつつ、史上最高額の年俸で大谷と契約する。2つ目は2023年オフにFAで大谷を失い、翌24年にドラフトで指名権を得る。3つ目がトレードでの放出。この中で2つ目はエンゼルスにとって「最悪のチョイス」で、1つ目も「金額が高額になりすぎる」と解説。「受け入れ難いだろうが、少なくとも現時点では3が好ましいチョイスだろう」と説明している。

(Full-Count編集部)

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