大谷翔平の“魂の13球”に米も驚き 無死満塁から3連続三振に「彼は別次元」「人間じゃない」

初回の無死満塁のピンチを抑え雄たけびを上げるエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
初回の無死満塁のピンチを抑え雄たけびを上げるエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

3連打で無死満塁とされるも、そこから13球で3者連続三振を奪う

■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間29日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地・レンジャーズ戦に「1番・投手兼DH」で投打同時出場した。初回にいきなり無死満塁を招きながら、3者連続三振で窮地を脱出。雄叫びを上げる“魂の13球”に米メディアも驚きの声をあげた。

 初回、先頭のセミエンに内野安打を許すと、シーガーには中前安打、今季ここまで5打数5安打と天敵のハイムにも左前打を浴びて、3連打で無死満塁のピンチを招いた。このピンチでエンジン全開。ロウをスライダーで空振り三振に仕留めると、ガルシア、タベラスも空振り三振に仕留めた。無死満塁となってからの気迫のこもった13球。雄叫びをあげてガッツポーズを作った。

 無死満塁の絶好機でレンジャーズは無得点に。米メディア「シティニュース・キッチナー」のニュースディレクター、ジェームズ・スコット氏は「ノーアウト満塁にしながらそこから持ち直し、3者連続三振で無失点に抑えることができる投手が他にいるか?」と驚きを隠せず。米メディア「FOX4」のジェフ・コルブ氏は「私はFOX4のランドリー・ラッセルに冗談を言った『もしレンジャーズが3連続三振で無得点になったとしたら?』 そしたら冗談が現実になった…」と愕然とした。

 この3連続三振を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も動画ですぐさま紹介。ファンからも「彼は別次元だ」「これはデグロムのよう」「現実のものじゃない」「MVP」「人間じゃない」「サイ・ヤング」との声があがっていた。

(Full-Count編集部)

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