エンゼルスが「本当に酷かった」 拙守連発…米記者の嘆き止まらず「だらしない」

拙守連発で敗れたエンゼルス【写真:ロイター】
拙守連発で敗れたエンゼルス【写真:ロイター】

1点差で9回を迎えるも…ミス連発一挙5失点で万事休す

■レンジャーズ 7ー2 エンゼルス(日本時間30日・アナハイム)

 エンゼルスは29日(日本時間30日)、本拠地でのレンジャーズ戦に2-7で敗れ、2連敗を喫した。借金は今季最多タイの16に。窮状から抜け出す兆しは見つからず、この日も9回にはミスを連発。苦しい現状に、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は「守備は至る所で本当に酷かった」と憂いた。

 反撃の機運を自ら消し去るような最終回だった。1点ビハインドで迎えた9回2死から遊撃のレンヒーフォがタイムリーエラーを喫すると、4番手で登板したペゲーロは暴投でさらに失点。この回5点を失い、結果的には大敗のスコアとなった。

 ブラム記者は「エンゼルスの守備が悪い試合だった、というのはおそらく控えめな表現だ」「残っている観客から山ほどのブーイング」とも。土壇場での拙守を槍玉に挙げた。MLB公式サイトでエンゼルス番を務めるレット・ボリンジャー記者も「エンゼルスのだらしない守備」と辛辣だった。

 前日28日(同29日)も、大谷翔平投手が11奪三振で6回2失点の好投を見せながら、打線の援護はゼロ。攻守が噛み合わず、ファンもメディアもため息は深くなるばかりだ。

(Full-Count編集部)

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